2019年04月07日

静岡県草薙総合運動場体育館「このはなアリーナ」

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所 在 地:静岡県静岡市駿河区栗原
竣工年月:2015年4月
規  模:地上階、地下1階
構造形式:木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
その他 :
意匠設計:内藤廣建築設計事務
構造設計:株式会社KAP


 第11回日本構造デザイン賞を授賞した岡村仁氏と桐野康則氏による作品です。
存在感のある構造体であり、感動的でもあります。 

 以下、建築家西沢立衛氏の選考評です。

 今回の全応募作の中でもひときわ群を抜いた作品だったと思う。大きな架構で、堂々としていて、列柱が並び、そこに人びとが入ってくる。 原始的な建築のありようを感じさせる空間だ。木造あり、コンクリート造あり、鉄骨トラスありという混構造で、そのすべてを露出しながら、 複雑さや手続きの多さを感じさせない、建造物としての美しさと必然性があった。難しい建築形状、複雑で難易度の高い構造が、 きわめてシンプルにでき上がっていた。アリーナに立ったときに感じる空間の大きさ、架構として閉じつつ全周が開かれる開放感など、随所で建築の力を感じた。

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【詳細情報】
http://jsdclub.jp/Award_2016_1.html

タグ:静岡県
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2019年04月05日

モード学園スパイラルタワーズ

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所 在 地:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目
竣工年月:2008年3月
規  模:地上36階、地下3階(170m)
構造形式:鉄骨造(柱CRT)、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
その他 :インナートラスチューブ
意匠設計:株式会社日建設計
構造設計:株式会社日建設計(山脇克彦)

 名古屋駅前に建つスパイラル状のデザインが印象的な第20回JSCA賞に選ばれている建築物です。

 建物中心のコアまわりにインナートラスチューブと称する堅固な大黒柱が設けられています。このインナートラスチューブはコア周りの12本のCFT柱と鋼管ブレースによりトラス状のチューブを構成し、剛性および耐力を確保している。

 外周の斜柱に生じる軸力よる水平力で建物全体の捩れは、平面トラスを構成する大梁を介してインナートラスチューブに流し、処理している。

 一見、複雑だが非常に合理的な架構計画となっている。

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【詳細情報】
http://www.jsca.or.jp/vol5/p3_1_prize/200912/doc03.php

https://www.nikken.jp/ja/dbook/fact2008/pageindices/index21.html

タグ:愛知県
posted by 建築構造設計べんりねっと at 07:02| Comment(0) | JSCA賞、構造デザイン賞